避難所で直面する「赤ちゃんの居場所」問題
災害という非日常の中で、一番守りたいのは小さな命。
しかし、いざ避難所へ行くと、おむつ替えや授乳を安心して行える場所は驚くほど少ないのが現状です。
「人目が気になって授乳できない」「泣き声で周りに迷惑をかけてしまう」と、お母さん・お父さんが孤立してしまうケースも少なくありません。
赤ちゃんの健康を守ることはもちろん、「親御さんの心の余裕」を守ることも、防災における大切な視点です。
「プライバシー」がもたらす心の安全性
赤ちゃんは環境の変化にとても敏感です。
慣れない避難所生活では、ストレスから体調を崩してしまうこともあります。
そんな時、カーテン一枚ではなく「壁」に囲まれた静かな空間があるだけで、
親御さんもホッと一息つくことができます。
地震などの二次災害に備えた「物理的な安全性」と、プライバシーが守られる「心理的な安全性」。
この両輪が揃って初めて、親子が安心して過ごせる避難所になります。
今からできる「効果的な備え」とは?
災害が起きてから場所を確保するのは至難の業です。
そこで注目されているのが、「フェーズフリー(日常も災害時も役立つ)」な設備の導入です。
迅速な設置ができること: 緊急時にすぐ組み立て、または移動ができる機動力。
省スペースであること: 限られた避難スペースを圧迫しないコンパクトさ。
誰もが使いやすいこと: お父さんの育児参加や、介助が必要な方への配慮。
これらを兼ね備えた設備をあらかじめ用意しておくことが、地域の防災力を高める大きな一歩になります。
ママの想いから生まれた「miruru」ができること
簡易組立式赤ちゃん休憩室「miruru(ミルル)」は、現役ママたちの「外でも安心して授乳したい」という願いから生まれました。
地震に強い安心設計: もしもの時も倒れにくい構造で、親子を優しく守ります。
プライバシーの徹底: 上から覗かれない特殊構造で、防犯面も安心です。
設置のハードルを低く: 大がかりな工事は不要。避難所となる体育館や公民館へ、すぐに導入・移設が可能です。
「非常時だから我慢する」のではなく、「非常時だからこそ、日常に近い安心を届ける」。
miruruがあることで、災害時の避難所は、より温かく、誰もが取り残されない場所へと変わっていきます。

まとめ:一歩先の防災は、優しい場所づくりから
災害への備えは、食料や水の備蓄だけではありません。
本当に困っている人に手を差し伸べられる「環境」を整えることも、立派な防災対策です。
赤ちゃん連れの家族にとって、安心して授乳やおむつ替えができる場所があることは、避難生活を送り続けるための「希望」になります。
「もしもの時」に、大切な市民や利用者を誰一人取り残さないために。
今、施設のあり方を見直し、「どんな時でも、赤ちゃんにいつもの安心を届けられる場所」を一緒に目指してみませんか?
その一歩が、地域の未来を支える大きな安心に繋がります。
